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Attention versus Awareness

日常の経験からAttention(注意)が意識的な知覚に必要だというのは自明なように思える。だが、注意と意識することというのは、同じ現象をさしているのだろうか。

このテーマについて、少なくとも主要なレヴューが3つある。意識の機能が何かを理解する上でキーとなる重要なテーマだ。主要なレヴューとしては、Koch & Tsuchiya (in press)Dehaene et al. (2006)Lamme (2004) があげられる。初心者はこれらを読むことから始めるといいだろう。

実験で注意と意識の関係を調べた研究では、Naccache et al. (2002)Melcher et al. (2005)Kentridge et al (2004) のBlindsight患者での研究、Kanai et al. (2006)Summer et al. (2006) が主要な論文である。

fMRIの実験などで、意識的知覚に対応した活動を見つけようとすると、その効果が知覚の成立に伴うものなのか、注意によって引き起こされるのかの区別が難しい。今後、注意と知覚を区別することは視覚意識を研究するものにとって、ますます必須条件となっていくだろう。


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